学校ねずみのフローラ 作:ディック・キング=スミス 絵:フィル・ガーナー 訳:谷口由美子

ある学校ねずみ、ハイヤシンスが、10ぴきのねずみを生みました。その一匹が、フローラでした。
信じられないことにフローラは、自分から字や数など、ほかにもたくさんおぼえていって、
父のロビン、母のハイヤシンス、妹のラビー、ボーイーフレンドのバックに教えていきます。

サンタクロースと小人たち作 マウリ=クンナス  訳 いながきみはる

まいごになってきてしまった、おじいさん以外だれもきたことのない、コルバトントリという山のふもと。
そこにはサンタクロースと小人たちが、トナカイや、ほかの動物にかこまれて、くらしています。
秋も終わりになるといちばんちいさくてすばしっこい小人たちが、どこによいこがいるか調査にでかけるんだって。
だからクリスマス前には、宿題をしたりお母さんの言うことをちゃんと聞いたりするのをわすれないようにね。


もん太と大いのしし 作 馬場のぼる

むかし、かきの木とうげという山に大きないのししいが、いたんだって。
なにしろこのいのししのせなかは、とってもかたくじょうぶだから、矢を射られてもびくともしなかったんだ。
 さて、とうげのふもとの村に、もん太というわかものがすんでいました。
ある日、もん太はやまどりをとりに、とうげにでかけました。
でもやまどりはみつからず、そのかわりもん太は、大いのししに出会ってしまいました。
もん太はむちゅうで矢を射ましたが、大いのししのせなかにはじかれてしまいました。
その日からもん太は大いのししを射とめるためにけいこをするけれど・・・・・

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